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[2007年8月26日 取材]40代の転職事情(2007年)40代以上の転職は、20〜30代にくらべ求人数が少なく、職種もマネジメント職か専門職と絞られてくる傾向があります。企業が40代に求めるものは何か?ベテランヘッドハンターに話を伺いました。 取材対象者:(プロフィール)1969年から約39年にわたり人材紹介業に携わる。大手企業、外資系企業、優良企業等のハイクラス求人のみを扱い、約1000人の転職を成功させた実績を持つヘッドハンター。 いつの時代も、管理職への求人ニーズは存在する。Q.40代への求人ニーズについてお聞かせください。40代の管理職、特に40代前半までの方への、求人ニーズはかなりあります。これは、表面にでないだけで、いつの時代もあまり変わりありません。私はこれまで約1000人の方の転職を成功させましたが、このうち7割は管理職としてのご紹介でした。企業は常に新規事業をスタートさせたり、事業を拡張していきますから、今後もこのニーズが減ることはないでしょう。 Q. 中高年のリストラは増えています。大手企業はむしろ人あまりでは?これが、組織の不思議なところですが、大手企業が入社時に優秀な人をたくさんそろえても、何年かたつと、トップグループとそれ以外の人=つまりフォロワーの比率が2:8位になります。全員がリーダーシップを発揮するようにはならない。なぜか、フォロワーになった人がリーダーになることはなかなかないのです。アリやはちの世界と一緒ですね。だから、どんな会社でも、優秀な管理職は常に不足しているといって過言ではありません。おそらくフォロワー層をリストラしているのでしょう。そして新しい事業を担う人材は外部から調達するのです。 Q.リストラされたパターンの場合、転職はかなり不利でしょうか。リストラされるより、自分からやめた方が評価されます。これは採用する側の当たり前の心理でしょう。ただ、もしリストラされ転職せざるをえなくなったのなら、面接時に、絶対、リストラを会社や外部のせいにしないということを心がけてください。実態はいろいろだと思います。単に派閥争いの結果ということもあるでしょう。ただ、事情がどうであれ面接ではマイナスポイントになります。これは、どんな人の転職理由であっても同様です。環境や周りの人に原因をおしつける人は、転職がなかなかうまくいきません。 組織全体をとらえる力を持ち、コミュニケーション能力の高い人材が求められている。 Q.管理職候補として御社が求めているのは、どのような人材ですか。日本企業で、複数の部署を経験した人材がいいですね。その上で専門分野を極めていることが必要条件です。最近は若い方に外資系企業が人気だそうですが、最初から外資系企業にいくと部署が変わらないケースが多く、スペシャリストとしては良いのですが、管理職となってくると、人として奥行きがいささか足りないように感じることが多いです。いろいろな立場で働いた人のほうが、組織の全体像をとらえた仕事ができますし、コミュニケーション力もあります。当たり前のことですが、仕事ができるだけでなく、他部署にも気をつかえ、上司や後輩にも配慮ができる人が優秀なのです。しかし、それだけのことができる人が、いかにいないか(笑)。 Q.その他、40代で転職活動するにあたっての注意点は何でしょうか。自分で動くのではなく、我々紹介会社をうまく利用することです。自薦でなく、他人から推薦された人として企業がとらえてくれます。管理職の求人は求人メディアに出ていないケースが多いので、良い求人にめぐりあうためにも、何社かに登録されたほうがよいでしょう。紹介会社とのつきあいも1回の転職のためだけでなく、長いスパンでとらえてほしい。40代、50代、60代とポジションをあげながら転職していくことも可能なのです。良いパートナーシップを築きたいですね。 |
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